公開講演会「教育改善へのICT活用と今後ラーニングアナリティクスの可能性を探る」
INFORMATION
経営学部では、2020年度からNECネッツエスアイの支援を得て、ICTを活用した新たなキャンパスに関する共同研究プロジェクトを行っている。その一部門に教育改善のためのICT活用がある。今回の講演会では、教育IRの現状と今後の展望に関する講演と、経営学部にある学生が主体的に運営しているデータアナリティクスラボでの調査結果の活用や共同プロジェクトでのエンゲージメント測定等についての講演を行う。その後経営学部学生よりの質疑を受けパネルディスカッションを行う。パネルディスカッションでは、学習者からの視点を踏まえた学習環境の改善について、講演者および質疑を行った学生を交えた討論を行う。
講師
九州大学ラーニングアナリティクスセンター長
木實 新一 氏
1989年九州大学工学部情報工学科卒業、九州大学大学院工学研究科情報工学専攻修了後、1996年3月に博士(工学)を京都大学で取得。京都大学工学研究科助手、東京大学空間情報科学研究センター准教授などを経て、現在九州大学基幹教育院教授で、九州大学ラーニングアナリティクスセンター長を兼務。主な研究領域は、大規模データを活用した次世代学習環境の開発?実証研究、人を賢くするインタラクティブシステムのデザイン、大規模データ処理?分析?利用環境、クラウドセンシング、実世界クラウドソーシング、Pervasive Computingなど。
株式会社アトラエ Wevox
川本 周 氏
大阪大学を卒業後、当時未上場のアトラエに新卒で入社。求人メディア「Green」のコンサルティング営業を担当。その後、当時新規事業であったエンゲージメント解析ツール「Wevox」へ異動。現在は、年間1,000名を超える経営者や人事担当者とお会いをしながら、日系大手企業様を中心にエンゲージメントを軸にした全社的な組織改善を支援。通常業務とは別に社内のバリュー刷新や全社コミュニケーション設計などのプロジェクトも担当。
NECネッツエスアイ株式会社コーポレートカルチャーデザイン室
北川 龍樹 氏
新卒でNECネッツエスアイ入社、エンタープライズ向けDXソリューション開発及びプロモーションに従事。2020年4月よりコーポレートカルチャーデザイン室を立ち上げカルチャー変革や従業員エンゲージメントなどに携わる。
本学経営学部教授
山口 和範
詳細情報
名称
内容
講演1「ラーニングアナリティクスの現状と今後の可能性」
木實 新一 氏
講演2「エンゲージメント測定の教育への活用」
川本 周 氏/北川 龍樹 氏
講演3「経営学部におけるデータアナリティクスラボの活動と教育改善」
山口 和範
2部:パネルディスカッション
「学習者からみたICT活用による教育改善」